その506 引っ越し 2021.3.16

2021/03/16

 昨年1月から建築をしていた東側の新病院が完成し、先週の土・日で引っ越しをしました。
引っ越しの業者さんにも頼みましたが、多数の職員が荷物を運び、
月曜の診療に間に合うよう、また切れ目のない入院診療ができるように頑張りました。
夜も残ったスタッフは特にご苦労様でした。
 
 引っ越すと初めはいろんな不具合が出る。
いつも使っている“あれ”はどこだ、
これまで収納できていた棚が、部屋にぎりぎり入るかどうか、
電話の調子が悪いぞ、などなど不具合は山ほどある。
 
 私もこれまでに住居の引っ越しを何度かした。
夫婦で引っ越して作業で疲れ果て、夕食は弁当を買ってきて早々に眠った翌朝。
部屋がピカーッと明るくて目が覚めた。カーテンをまだ吊っていなかった。
 
 アメリカへ行った時、住む家は決まって大家さんにいろいろと説明してもらったあと、
日が暮れてトイレへ行ったら紙がない。
翌朝に大変困ったことになるのであわてて近所のスーパーへ買いに走った。
 
 引っ越しの作業で頭がハイになっているようで、
夜中に夢遊病のように起きだしてベランダへ出ようとした。
妻が驚いて部屋へ引き戻したようだが、本人は全く覚えていない。
 
 引っ越して数日後、飲み会があってその帰り。タクシーに乗って前の家まで行ってしまった。
 
 プライベートでこんな失敗談がたくさんあるのだが、
病院の方では診療に不具合が出ぬよう、しっかりとチェックしていきます。
従来の病院施設の改築がまだ残っており、最終的な完成は2年後となる見込みです。
騒音などご迷惑をおかけすることもあろうかと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。